ノロウイルスで考えた
現在、「ノロウイルス」が大流行中だそうだ。
(2006.12.8 読売新聞 YOMIURI ONLINE の記事はこちら)
私の身近でも、職場の同僚や家人など、すでに何人かがやられている。
ノロウイルスを主原因とする「感染性胃腸炎」てのが、いわゆる“お腹にくる風邪”というヤツで、生ガキで“あたる”ってのもコレ。
もちろん、昔からある病気なんだけど…今になって大流行とは、いったいどういうわけだろう?
当然、生ガキの消費量が今年特に多いというわけではない。問題は二次感染だ。
飲食店や宿泊施設、病院なんかで、ウイルスに感染した人が作った料理を口にして集団感染…というのが、流行拡大のパターンらしい。
料理人だって、よっぽど具合が悪けりゃ家で寝てるだろうけど…今の世の中、少々風邪気味ぐらいで「仕事休みます」とは言い出しにくいもんなあ。
自分の立場に置き換えてみても、やっぱそうだし…
そりゃあ、ウイルスの蔓延は止められないって。
国も「食前やトイレ後の手洗い」を呼びかけるのはいいとしても…もっと根本的な“何か”を変えていかないと、これからますます大変なことになっちゃうんじゃないのかな。
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