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草野球日記 2005 vol.9

草野球リーグ、今年度最終戦。
天候不良に悩まされた今シーズンが嘘のような好天、小春日和だ。
天気と同じく成績がふるわなかった我がバッカスも、有終の美といきたいところだが…
相手は、すでに前節で今年の優勝を決めた、将棋棋士チーム・キングス。
やりがいのある相手である。

第1試合、我がバッカスの先発ピッチャーはマンガ家・Kさん。センターFtさんの師匠にあたる人だ。
やや不安定ながら、立ち上がりを無失点に切り抜けると、あとはすばらしいピッチング!
しかしキングス先発も譲らず、試合は4回まで0-0の緊迫した投手戦となった。

ポイントとなったのは5回。
勝利へと飽くなき執念を燃やすキングスは、待球策に出た。クサイ球はカットで粘り、四球で出塁する作戦だ。
かくして塁が埋まり、バッカス大ピンチ。
そこで、キングス打者が放った打球は、ぼてぼての内野ゴロだったが…ああ、なんとしたことか! 前回に続き、またも自然のイタズラ。夕陽の中「消える送球」となって、ファーストのミットをすり抜けてしまう…
これをきっかけに、キングスがヒットを連ねる。その畳みかけは、まさに最後の詰めを誤らない将棋棋士の姿であった。
最終回、反撃及ばず…バッカス、2-5で敗戦。

第2試合。
バッカス先発のマウンドに立ったのは、前回好投のFjさん。カーブとスローカーブとナックルボールを武器とする、技巧派である。
試合は、またも投手戦…こうなると、バッカスが打てない、といった方がいいかもしれない。
とにかく、なかなかヒットが出ない上に、せっかく作ったチャンスも内野ライナーのダブルプレーでつぶしてしまう不運。バッカスベンチに、イライラがつのる…

そうこうしているうちに、キングス先制。バッカス不利のまま、試合は中盤。
バッカスの攻撃。2死からようやくチャンスを作り、バッターボックスはZさんだ。
この日のZさん、どうにもツキがないバッカスを象徴するような感じで、そのイライラは最高潮に達していた。
怒りをぶつけるかのごとく、相手投手の球を強振! 打球は…三遊間をころころと転がり、サード・ショートのグラブを微妙にすり抜け、なんと2点タイムリー!
ここから、流れが変わったのか…

その後も、一進一退の試合展開の中、3-3の同点で迎えた最終回の攻防。
表、キングスの攻撃。
先頭打者、ヒットで出塁。得意の足で2塁まで進み、バッカスまたも大ピンチ!
しかし、そこはFjさん粘りのピッチング。後続を内野ゴロに打ち取り、危機を脱出。
さすが! UさんとTさんがいない現状で、もはやエースともいえる獅子奮迅の働きである。

さて、最終回裏。ここで点を取れば、サヨナラ勝ちだ。
1死でランナーを置き、バッターボックスにはまたもキーマン・Zさん。今度は、クリーンヒット!
続くOくんの腕に力が入っているのは、ベンチからでもよくわかる…
だが、力んでいるのは相手投手も同じであった。
Oくん、なんとデッドボール! 塁はすべて埋まり、バッターは4番のMくんである。
この日のMくんはかなりの不振。果たして…?

1死満塁。守るキングスは、もちろん前進守備。
キン! 鋭い打球音を残したM君の打球は、ファーストへの強いゴロ!
…だが、ここで運命の女神は、ついにバッカスに微笑んだ。
キングス一塁手が打球を後ろに逸らす間に、ランナー、歓喜のホームインである。
サヨナラ勝ちだ!

かくして、最終戦を勝利で飾ったバッカス。
優勝チームに勝ったのだから、こりゃもう、半分優勝といっても過言ではないだろう…過言か。

さて、今シーズンの私、反省の弁。
この日の最終打席にようやくヒットが出たとはいえ、それも満足いくような当たりではなく…
やはり、サボリが直接成績に響いているようだ。ブランクがあると、とたんに実力不足が露呈する。
特にシーズン後半、三振が多すぎ。なんとか粘って、出塁するのが信条なのに…
よし! 来年こそ!

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映画「コープス・ブライド」を見た

フィクション作品の感想について…
「ネタバレ」には注意を払っているつもりですが、
それでも作品の内容に触れてしまうこともあります。
未見・未読の方はご注意ください。

先日の「チャーリーとチョコレート工場」から、ティム・バートン作品が続く。
好きな監督の映画を連続して見られるなんて、スバラシイ…それだけ、ロードショーに行くペースが遅いという話もあるが。

さて、肝心の内容だが…大満足のあとは、言葉が少なくなるなー。お腹いっぱいでシアワセ。あとは寝るだけって感じ。

とにかく、コープス・ブライド=エミリーにつきる。
特に、登場シーンは衝撃的なカッコよさ! 鳥肌モン。
シンプルな人形&美術で、あれだけの密度の画面が作れるんだからスゴイ。映画は、やっぱりセンスだと改めて思う。
あとは、エミリーの魅力の虜になるだけ。
ラスト、意外としっとり。そんなところもよろしい。

技術的な面でも、何だかもうスゴイところに行っちゃってるなー。
もう人形アニメだとかCGだとかっていう区別は、意味がないような…元々、手法自体に意味なんてないか。

とにかく…自分の作品世界を、これだけ具現化できる才能と環境が、とってもうらやましい映画であった。

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