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電動歯ブラシを買った

先日、電動歯ブラシを買ってみた。
各方面でたいへん評判がよく、一度使ってみたかったのだ。
ちなみに、Braun社の製品である。

さて、その使い心地はというと…。
うーん、どうだろう? …というのが、最初に使ってみての感想だった。

まず基本的に、ブラシ部がすごいイキオイで振動しているわけだから…それを歯に当てた瞬間、当然のこととして、振動が歯から骨に響く。
それはつまり、歯医者でドリルを歯に当てられているのと同じ不快感である。

さらに同じく、ブラシ部の振動で……口を閉じた状態を保つことができない。というより、口を閉じるのがなんだかコワイ。何しろ口を閉じると、振動が唇にダイレクトに伝わってくるのだ。
よって、口は開きっぱなし。口の端からヨダレがタレてしまうという、思ってもみなかった弊害がある。

…とはいえ、せっかく買ったものだ。
そのまま使わなくなってしまうのは、あまりにもったいない。
実際に調子よく使っている人がいるのだから、私だって、きっとうまく使えるようになるはず…。

とかいいつつ、そろそろ2週間。
それで、まだ電動歯ブラシを使っているかというと…結論からいえば、使っています。

骨から歯に響く振動…これはもう、慣れるしかない。
慣れれば、むしろ快感にすらなってくるような。

ヨダレは…単純に「上を向く」ことで解決。
そうすれば、どれだけ大口を開けていても、ヨダレがたれるなんてことはない。

というわけで、どうやら使えるようになってきた電動歯ブラシ。
改めて、その使い心地はというと……。
いや、なかなか。こりゃーいい。

何しろ手を動かさなくても、ただ表面に当てているだけで、歯がきれいになってしまう。
簡単、便利、なにしろラク……アバウトな歯ブラシスタイルで長年やってきた私に、ぴったりだ。

歯に気を遣う方はもちろん、歯ブラシを面倒だと思っている方にこそ、ぜひおすすめしたい。
そして、もし使いはじめは不快に感じたとしても……だまされたと思って、しばらく使ってみていただきたいと思う。

Amazon-Link…電動歯ブラシ・BraunオーラルB~

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映画「ターミナル」を見た

といっても、ちょっと前のことなんだけど。
感想は、ツマのホームページ・P-modeの映画コーナーにて。

それはそうと、このごろは映画といえば、ある決まった劇場に行くことが続いている。
その劇場とは、ヴァージン東宝シネマ・六本木ヒルズ。ネットでチケットは買えるし、シートの座り心地はいいしで、いうことはないのだが…。

ただ、見る映画が東宝系に偏るところが、ちょっと困りモノ。心惹かれる予告があれば、またそこに行くことになるし。
ほかの劇場でも、同じようなサービスを導入してくれるといいんだけどね。

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am/pmと牛角のコラボ

コンビニエンスストア「am/pm」の前を通りかかったら、店頭の宣伝ポスターが目を引いた。
焼き肉チェーン「牛角」とのコラボレーションによる、新しい弁当が発売されたんだそうだ。

別に牛角が悪いってわけじゃないけど、それってなんか、微妙じゃない?
コラボだったら、有名シェフとか高級レストランとする方が、効果的なんじゃないかと思うんだけど…。

などと、思っていたら。
am/pmと牛角って、半年ほど前に株式統合していたんだそうだ。
(正確には、牛角の経営母体・レインズインターナショナルによるam/pmの買収)
へー、知らなかった…。

そりゃー、コラボもするわな。納得しました。

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挑戦! 手打ちそば~第2回

せっかくの経験を忘れないうちに、年明けすぐにでもやるつもりだったんだけど、腰を痛めたりしたこともあって…。
(そば打ちはかがんだ姿勢が続くため、腰に負担がかかるのだ)
前回より約一月、ようやくのリターンマッチである。

今回は私のそば打ち工程を、簡単に記録しておこうと思う。
初回との違い、難しかったポイント…そんなことを記録しておけば、次回への反省材料にもなるだろう。


1.打つ前に

前回使った虎の巻・雑誌「dancyu」のそば特集。
たいへん参考になったとはいえ、そこはやはり、6ページほどの記事である。不足も感じたので、書店で新しい参考書を買ってみた。
無名蕎麦の会編「そば打ち入門~初めてでもこれならできる」…という本だ。
写真やテキストが豊富で、ちょっとしたコラムも役に立ちそう。

続いて、そば粉。
前回のそば粉は、正直なところ、あまり満足のいくものではなかった。用意してくれた実家の母には申し訳ないが、香りもあまり感じられなかったし。
そこで、今回はネット通販ショップ・信州手打ちそば処柏屋より、そば粉を取り寄せることに。
その名も「黒姫高原産 特選 石臼挽きそば粉」。ついでに、つなぎ粉と打ち粉も同じ店で調達する。
何しろ特選である。これで材料は完璧…失敗しても「粉が悪かった」という言い訳は利かない。

2.準備と計量

実家から持ち帰った道具一式を取り出してみたら、のし板に早くもヒビが入っていた。
このところの乾燥のせいか…気にせず、先に進むとしよう。

十割(そば粉100%)はおろか、二八(そば粉80%・つなぎ粉20%)でもシロウトには難しい、という虎の巻の仰せに従い、おとなしくそば粉70%くらいのそばを打つことにする。
分量は、そば粉250g+つなぎ粉100g。計350g。
合計500gで打つべしと書いてある入門書が多いようだが(今回用意した「そば打ち入門」にも、実はそう書いてある)、500gだと多すぎて手に余るのだ。
どう多すぎるのかは、後述する。

そば粉とつなぎ粉を軽く混ぜ合わせ、今回は「ふるい」で木鉢にふるう。
前回は行わなかった作業だ。手でかき回すよりも、粉がずっとよく混ざる。

3.水回し・こね

木鉢の粉に、水を数回に分けて注いでゆく。
粉が水をうまく含むよう、けしてこねてしまうことなく、指を立てて全体を混ぜるようにするのは前回と同じ。
水分量は、霧吹きで微調整。
粉がまとまり生地となったら、ようやくこね、練り上げていく。

この加水から粉をまとめる最中、もっと大きい木鉢だったらいいのに、と思う。
私の使っている木鉢は、直径30cmほどのかなり小さなもの。水回しの過程で、ともすれば粉が鉢からこぼれそうになる。
粉の分量を500gではなく350gにする理由、その1だ。
もっとも、もし大きな木鉢を使ったとしても、やはり粉は少なめの方がやりやすいはず。

4.のし・切り

生地を広げる「のし」の工程に入って、はたと気がついた。
前回、のし~切りを担当したのはツマだった。よって、ここからは未体験ゾーンなのである。
参考書を見よう見まねで、作業を進めていく。

ここで、粉の分量を500gではなく350gにする理由、その2。
私が使っているのし板は、1辺が60cmの正方形。粉350g分の生地をのした時の大きさは、1辺が50~55cm…ぎりぎりだ。つまり、それ以上は無理というわけ。
とはいえ、もっと大きなのし板があったしても、分量500gでは生地が広がりすぎて、扱いに困る可能性が高そうだ。やはり、分量は少なめが無難であろう。

そして、そば切り。
これがまた、思っているより難しい。ちっとも細く切れないのだ。
意外と力も必要で、包丁の当たる、人さし指の付け根あたりが痛くなる…。


と、いうわけで。第2回手打ちそば完成。
仕上がりは、ツマのホームページ・P-modeの雑記コーナーを参照あれ。

で、今回の出来なんだけど…。
味は悪くない。いや、かなり良いとさえいえる。
ツユをつけなくても、かなりの甘みが感じられるくらいの、しっかりした味に仕上がっている。

ただ、舌触りは…?
切り方がかなり太めなせいもあって、かなり固く感じる。それも、コシがあるというのではなく、ただ固い。
そばの醍醐味、つるつるっといった感じには、やや欠けるといわざるを得ない。

判定―粉はいいが腕はまだまだ
いいそば粉を使って味そのものはそれなりに良くなったが、その分腕の未熟さが際立つ結果となった。
残念!…まあ、進歩はしているので、とりあえずヨシとしよう。

次回のテーマとしては…とにかく細く切る。
そうすれば、もっと舌触りがよくなるはずだ。

ちなみに…。
今回、いちばんよくできたと思ったのは、何を隠そう「そば湯」である。
これはうまかった。
そりゃそうだ。家庭用のたいして大きくもない鍋でそばをゆでれば、そば屋の大鍋よりも濃い、うまいそば湯ができるのは道理である。
そば粉そのままの味だし、腕は関係ないしね…とほほ。

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腰痛!

それは、先週のこと。
朝起きて、顔を洗おうと洗面台に向かって腰をかがめた瞬間である。

ビキッ! あっ?

腰に鋭いショックが走ったかと思うと、もうイカン。
激痛に歩くのもままならず、ヨロヨロとソファにたどり着くと、なんとか腰を下ろす。
何事かという目をするツマに、
「腰に痛みが…」と状況を説明。
「えーっ、オットも?」顔をしかめるツマ。

まあ、ツマの物言いも無理もない。
このごろは、身内から友人まで、近くの何人もが腰を悪くしていたのだ。
マンガ家とか、そんな仕事の人からすれば、職業病のようなもんだしね。
とはいえ、自分だけは、と思っていたのだが…。

翌日になって、病院へ行く。(腰を痛めた当日は休診だったので)
ツマが以前、ひどい寝違えで首を痛めた時にかかったK整形外科。スポーツ医療や長期リハビリテーションにも力を入れているという、なかなかよさそうな病院である。

受付から名前呼ばれると、看護士さんから診察着を手渡された。前をヒモで止める式の、昔の寝巻きのようなヤツだ。
「下着の上から、これを着てください」
指示に従い、大きなベッドが中央にある無人の部屋の隅で、うすら寒い中パンツ一丁になり、上から診察着を羽織る。
はて、こんなことが最近もあったような…あ、そうだ。耳の手術の時だ。あの時も、狭いロッカールームでパンツ一丁で、手術着に着替えたんだった。
まさか、同じような体験を、こうも短期間に味わおうとは…。

診察着になって、先生に腰の様子を説明する。
「…というわけでして」
先生、背中から腰のあたりを押しながら、
「ここは痛い? ここは?」
「あ、そのあたりですね」
「じゃあ、腰をかがめてみて…あまり痛くない? それじゃ、今度は反ってみて」
「反ると痛いです」
「足にしびれは? ない。ふむ…それじゃ、レントゲンを撮りましょう」
案内されたのは、先ほど着替えた部屋だ。ここはレントゲン室だったのか…。
ベッドの上にあお向けになると、
「それじゃ、レントゲン撮るから、診察着をまくって」
え、まくるの? 何のための診察着?
そして、3枚ほどレントゲンを撮られたあと、
「はい、いいですよ。着替えてください」
え、もう着替えるの?
それなら、別に診察着にならなくても、普通の服装のまま診察受けて、レントゲンの時にパンツ一丁になればよかったんじゃ…。

再び着替え終わると、先生が言った。
「今日は応急処置をして、薬も出します。それで、だいぶ楽になるはずだから」
「はあ」
「レントゲンが現像できるのは明日以降で、明日は臨時休診だから…来週、また来てください」
「は、はあ…」

かくして、自分の腰の状態が今ひとつ不明のまま、リハビリルームに移動。
そこには、いわゆる低周波治療器とかいう類いの機械が…ただし、よくTV通販なんかで宣伝しているお手軽なヤツじゃなく、大きさは洗濯機ほどもあり、ダイヤルやツマミがたくさんついている。
ベッドにうつぶせになると、看護士さんが腰に電極をセット。
電気治療というと、ドカベンの里中くんをつい思い出してしまい、恐れをなしていたのだが…。
(マンガ「ドカベン」の中で、ピッチャーの里中くんが肩や肘を痛めて、電気や針などで治すというエピソードがあるのだが、その治療がなんともつらそうなのだった)
機械のスイッチが入ると、実にこの、なんともいえない刺激が…うむ、こりゃあ~いい。
飾ってあるアテネ・オリンピック代表選手(ヨット・チームだったと思う)の寄せ書きは、伊達ではなかった!

15分の電気治療が終わると、腰に湿布薬を張られ、上から伸縮性の幅広包帯でぐるぐる巻きにされる。
「サポーターの代わりです。寝る時は外してくださいね」
外すのはいいとして、また巻くのは面倒そう。腰用のサポーター購入を決意する…というか、この病院には用意されてないのだろうか? 
まあ、安くはないものだろうから、そこは患者の自主判断といったところか。

まだ痛みは残るものの、ようやく普通に歩けるようになり、薬局で痛み止めを処方してもらって家に戻る。
腰の包帯を見せたら、まるで仁侠映画に出てくるチンピラのサラシのようだと、ツマに笑われた。

…さて、数日後。

痛みはだいぶ引いたものの、まだ重い腰を抱えて、再度K整形外科を訪れる。
先生はレントゲン写真を一瞥すると、
「骨に異常はないから、まあ、大したことはないでしょう」
見立てによれば、要は軽いぎっくり腰。腰の筋肉あるいは靭帯が、いわばネンザを起こした状態である。
原因は、腰を支える筋力が足りないこと…。
「つまりは、運動不足ですな」
「あー、はい…」
うーむ…そりゃあ確かに、このごろはろくに動いてもいなかったが…。

腰痛というのは、痛みそのものよりも、とにかく精神的に滅入る。
何しろ、恐ろしい…ほかの病気と違って、もう治らないんじゃないかという危機感だ。
草野球選手生命にも関わるしね。

…と、いうわけで。
今年の目標は、腹筋と背筋の強化である。
(本当は、昨年は医者の世話になりすぎたので、「医者にかからない」というのが今年の目標だったんだけど…それは1月にして、もろくも崩れてしまいました)

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TV「決定版金魚大百科」を見た

1月14日放送のNHK・BSハイビジョン特集「決定版金魚大百科」を見た。

番組で語られるのは、金魚は「工芸品」であるということ。
突然変異で生まれた赤いフナ。そこからはじまった、果てしない品種改良の歴史。
そして、厳密に管理された飼育技術…。

かくして生み出された、最高の金魚たち。
ヒレは長く、体はまるまる。目が飛び出したり、頭の上のコブが大きかったりと、その特徴が極端なまでに強調され…そ確かに、美しいといえるのかもしれない。
だが、それは自然の環境では生きていくことのできない、もろくはかない動く芸術。まさに「工芸品」だ。

究極の人工美である金魚は、ややもするとグロテスクで、そしてどこか滑稽でもある。
グロテスクで滑稽…それはまさに、人の欲そのものだ。
だからこそ、人は「金魚」的なものに惹かれるのかもしれない。

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映画「ハウルの動く城」を見た

ツマのホームページに、映画感想コーナー(主に劇場公開時の)が復活しました。
第1弾感想は、かの「ハウルの動く城」…といっても、見たのはもう先々月のことだけど。
その当時の、ネタバレ大盛り、ある意味勢いのある感想に興味のある方は、ぜひご覧ください。

それはそうと…年が変わるころ、いつの間にやらツマの瞳がハートの形になっていた。
映画館にしげしげと通い、ほかのことなど考えられない様子。
本人曰く「ハウルの魔法にかかった」そうだが…私が思うに、それこそ何か呪われているんじゃなかろうか。

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TVドラマ「富豪刑事」を見た

筒井康隆の小説「富豪刑事」を読んだのは、そりゃあもう、ずいぶん前のことだ。
だから、細部の記憶はあいまいだけど、非常に面白かったことはおぼえている。
わりと筒井康隆っぽくない、さわやか?なエンターテインメントだったような記憶が…。

その「富豪刑事」がテレビドラマになったというので、第1回目を見てみることにした。

とはいえ…そのドラマは予告映像からして、原作とは大きな違いがあった。それも、雰囲気とかイメージとかじゃなくて、もっと根本的な…。
つまり、原作の主人公はれっきとした男性。それがドラマでは、なんと深田恭子=深キョン演ずる女性に変わっていたのであった。

果たしてこれは、いかがなものか?
眉にツバをつけつつ、ドラマを見てみると…深キョン、意外と悪くない。
大富豪の孫娘というと、どうかすると嫌味なキャラクターになるところだが、そこを彼女の天然がうまくカバーしている。
なにしろカワイイしね。

だけど…そのほかの登場人物や、設定・演出は、なんだかいただけなかったなあ。
荒唐無稽さを強調しようとする意図なのかもしれないが、どうにも空回りしている感じ。
脚本も、本当なら「富豪刑事深キョン、やるじゃん!」というふうにならなきゃいけないだろうに、結末があれじゃあ…。
笑ったのは、ラストの筒井康隆御大・登場シーンくらいかな。

というわけで、見れば見るほど、原作を読み直したくなるドラマであった。
その原作本は今、残念ながら手元にはない…さっそく注文しなくちゃ。

Amazon-Link…新潮文庫「富豪刑事」

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映画「ボビー・フィッシャーを探して」を見た

フィクション作品の感想について…
「ネタバレ」には注意を払っているつもりですが、
それでも作品の内容に触れてしまうこともあります。
未見・未読の方はご注意ください。

わけあって、「ボビー・フィッシャーを探して」という映画をDVDで見た。

チェスの天才少年と、それをめぐる大人たちの物語…というと、ずいぶんとシンプルな映画のようだが、まさにその通り。
ただし、けっして退屈することなんかないことは、保証する。

伝説のチェスプレイヤー・ボビー・フィッシャーの再来と称される天才でありながら、一方でスポーツが大好き、部屋中にオモチャを散らかしっぱなしにしているような、ごく普通の7歳の少年。
息子の才能に夢中になり、勝利と結果を求める父親。息子の行く末を心配する母親。
完全主義者のコーチ。その対極に位置する、露天の賭けチェスプレイヤー。
そして、ライバルの登場…。

必要十分にして、無駄のない登場人物。素直な脚本。
まさに、絶妙な感じ。十分に満足できる映画である。
それにしても、向こうの子役は達者だなあ。もちろん、撮り方もあるんだろうが。

ところで、冒頭の「わけ」なんだけど…。

作品のモチーフとなっている、実在のチェスプレイヤー・ボビー・フィッシャー氏。
1943年アメリカ生まれ、14歳で全米チャンピオンになり、1972年には世界選手権を制覇した天才プレイヤーである。

そして、氏の伝説はここからだ。
1975年、防衛戦の運営をめぐり世界チェス連盟と対立し、失踪。その後、1975年に一度姿を現し、ユーゴスラビアで試合を行った(その試合で300万ドル以上の賞金を得、当時の政治情勢により米国から起訴されている)以外、ずっと行方不明に…。

つまり、映画のタイトル「ボビー・フィッシャーを探して」は、氏の再来となるようなチェスプレイヤーを望むとともに、氏自身の行方も知りたいという、ダブルミーニングなのである。

ところで、そのフィッシャー氏の消息が、昨年(2004年)突如明らかとなった。
氏は、どこにいたのか? …なんと、この日本。
それも、入国管理法違反容疑で成田空港にて拘束され、7月から現在もなお、東日本入国管理センターに収容されているというのだ。

今秋、このニュースを知った当時の私は、なんとなく聞いたことのある名前だな、というくらいの知識しか持ち合わせていなかった。
とはいえ、非常に気になる話題である。
さっそくネットでフィッシャー氏のことを調べ、彼を取り上げたこの映画にも、やはり興味を持ったという次第…。

それにしても、空港を出るに出られず、半年近くも足止めとは…この冬公開中の映画「ターミナル」じゃあるまいし、いったいどうなっているのか?

フィッシャー氏が米国より罪に問われているという立場から、何やらきな臭い政治的裏事情を憶測する海外メディアもあるようだ。
一方、将棋棋士・羽生善治氏が、小泉首相に配慮を求める文書を送付。また、近年親密な関係にあったという日本チェス協会・渡井美代子事務局長が、氏と婚約、開放を望む声明を発表するなど、日本でも様々な動きが広がっている。

そして、昨年末。
アイスランド政府が、フィッシャー氏への居住査証(ビザ)発給を決定。
それを受け、日本では南野法相が「訴訟動向、本人の希望、受け入れ国の有無などの諸事情を考慮しつつ、送還先を検討する」と述べたそうだ。

これで、事態は収束に向かうのだろうか?
ボビー・フィッシャー氏の伝説は、まだまだ終わりそうにない…。

フリー百科事典“Wikipedia”…ボビー・フィッシャー
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「指紋捜査官」(堀ノ内雅一)を読んだ

その名前は知らなくとも、「指紋の神様」と呼ばれる人物のことは、耳にしたことがあると思う。

「三億円事件」「よど号ハイジャック事件」「オウム事件」etc…扱った事件は、数知れず。
塚本宇兵・元警視庁鑑識課、警察庁指定の広域技能指導官。
テレビ番組などでも幾度となく取り上げられた、指紋捜査のプロフェッショナルだ。

本書は、その塚本氏の人生を追ったノンフィクションである。
若き日の、刑事課から鑑識課への、本人曰く「不本意な」異動。
ある事件の解決を転機にした、指紋の重要性への目覚め。
数々の事件とのかかわり。フィリピンへの技術指導。
そして、「神様」と呼ばれるまでの道のり…。

平行して描かれる、指紋捜査のノウハウがまた、非常に興味深い。
指紋検出の方法はもちろん、検出されなかった場合の「なぜ検出されないのか?」についての考察。
そして、指紋そのものの研究。パターン化、データ化への苦労。
そんな指紋捜査に対する情熱は、警視庁鑑識研究所長の職を辞した今なお、衰えをしらない。

塚本氏の人生…それは、「人から物へ」―自供中心から、物的証拠重視へと変化する、日本警察の捜査法の歴史でもあるのだった。

Amazon-Link…角川文庫「指紋捜査官」

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映画「少林サッカー」を見た

フィクション作品の感想について…
「ネタバレ」には注意を払っているつもりですが、
それでも作品の内容に触れてしまうこともあります。
未見・未読の方はご注意ください。

困ったことに、近所に適当なレンタルビデオ店がない。
いちばん近かった店は、引っ越してきて早々に潰れてしまい、あとはそれなりに距離があるわりに、大した品揃えじゃなかったり…かといって、ビデオを借りるためだけに、電車に乗るのも億劫だし。

そこで注目、このごろハヤリの便利なサービス。「オンラインDVDレンタル」というやつだ。
毎月の基本料金だけで、追加料金なし。ネットでレンタルしたいDVDを申し込むと、即日郵便で送ってくれるという仕組みである。
中には返信用封筒も同封されているので、返す時はそれを利用すればよい。
延滞料金が発生しない、というのもいいところだ。(ただし、レンタル中に新たな作品を借りることはできない、などの制約があるが)

というわけで、「TSUTAYA DISCAS」に入会。
さっそく借りてみたのが、「少林サッカー」である。

昨年話題の映画なので、ストーリーを説明することもないだろう。
必要であれば、「少林サッカー」公式サイトを見ていただきたい。

まず、オープニングのアニメーションからしてナイスセンス。
チープな特撮も、勢いでカバー。いや、チープだからこそ、生きるのか?
登場人物の魅力もさることながら、香港映画としては意外なほど破綻のない脚本。ラストまで、十分に楽しませてくれる…。

ウワサに違わず、さすがの面白さ!
見てよかった。「オンラインDVDレンタル」バンザイ!

…つっても、そんなに年中、DVD借りるわけじゃないんだよね。
定額基本料金制ゆえ、ある程度は本数借りないと、やや損なシステム。
やっぱり、近所にレンタルビデオ店がある方がいいな…。

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あけましておめでとうございます

新年を機に、プロフィールを少し書きかえました。
3ヶ月ほどやってみて、多少はWeblogの方向性も見えてきたようです。

また、「Amazonアソシエイト・プログラム」というものに参加することにしました。
何か得をしたい、というわけではないのですが…もし私の紹介で、どなたかが本を買ってくれるとしたら、やはりうれしいことだと思いますので。

それでは、今年もよろしくお願いします。

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